お一人お一人丁寧に粉骨しています!
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先日、とある葬儀社さんからご依頼があり、ご遺骨の粉骨作業を承ったのですが、その葬儀社の担当者さんは「4人分まとめて一緒に作業して、粉になったものを4等分したって分かりやしないんだから!」と言ったのです。
その方はもしかしたら僕を気遣って「多少の粗相があっても、分からないんだから気にしないで!」という意味で言ったのかもしれませんし、もしかしたら「合理的に作業をしてもう少し代金を安くして欲しい!」という気持ちがあったのかもしれません。
詳しくは聞きませんでしたし、僕は自分のするべきことを粛々と行って、通常通りのお代を頂戴して作業は完了しました。
確かに分からないと思います。お施主様だけでなく、葬儀社さんだって個別にやったのか、まとめてやったのかは分からないと思います。
弊社においても、僕以外の別のスタッフが最初から最後まで粉骨作業をしたとしたら、個別にやったのか、まとめてやったのかの区別はつかないと思います。
幸い、弊社では僕以外の誰かが粉骨をすることはなく、最初から最後まで100%僕一人で責任をもって実施しております。なぜなら僕以外スタッフが一人も居ないから(T_T)
弊社では故人お一人ずつ個別に丁寧に作業をしております。
自信を持ってそう言える根拠は以下の通りです。
- 僕が自覚と責任を持って最初から最後まで一貫して作業をしている。
- 作業場が広くないため、ご遺骨の洗浄スペースや粉骨スペースは物理的に1名分ずつしかできない。
- お立会いの場合以外は必ず工程ごとにネームタグが入った経過写真を作業内容により15~20枚程度撮影しながら作業を進めている。
※撮影した写真はプリントアウトしてお施主様にお渡ししています。
不誠実な仕事をしたとしてもきっとお施主様には分かりませんが、故人には必ず分かってしまいます。当然、自分にも不誠実なことをやった自覚が残ってしまいます。
僕はご依頼いただいたお施主様のご安心やご満足はもちろんのこと、お施主様から託された故人にも「お前よくやってくれたよ!」と思ってもらいたいし、自分でも「一生懸命やりました!」と誰にも恥じることなく胸を張って言いたいという強い思いがあります。
石屋の仕事も粉骨の仕事も、ご供養のお手伝いをさせていただいているという自覚と責任をもって今後も取り組んでいきたいと思います。
少々暑苦しくなってしまいました。
スイマセン。